1999-02-17 第145回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
これはなぜそういうふうに言うかといいますと、終戦以来、復帰を挟んで今日に至るまで、あの広大な基地の中から派生するさまざまな問題というのはもう皆さん御存じのとおりでありまして、基地の中で戦車道をつくる、そうするとそこから赤土が流出する、あるいはまた基地の中で工事をする、そこから流れる多くの水質汚濁の問題が出てくる。
これはなぜそういうふうに言うかといいますと、終戦以来、復帰を挟んで今日に至るまで、あの広大な基地の中から派生するさまざまな問題というのはもう皆さん御存じのとおりでありまして、基地の中で戦車道をつくる、そうするとそこから赤土が流出する、あるいはまた基地の中で工事をする、そこから流れる多くの水質汚濁の問題が出てくる。
ところが、沖縄の基地の実態、大臣もよく御存じだと思いますが、実弾演習で涵養林をぶち抜いて見たり、あるいは石油を垂れ流ししてみたり、かつては戦車道を山の中へつくって赤土を垂れ流してみたり、こういうことが行われているわけです。
施設庁の担当の方がいらっしゃらないそうですから、私の承知している限りでお答えいたしますが、従来からやっておりますいわゆる戦車道と言われていますものは、あの地域の施設、区域内における移動を緩和する、その結果として外の道路を使うことをなるべく減らすという趣旨から基地内において行われているものでございます。
雑木を、大きな木まで切り倒して戦車道をまた拡大している。全くそういうことが日常茶飯事のように今でもやられているのですよ。今、ソ連もなくなって、アジアのカンボジアもいよいよ平和の方向に行く。どこにも戦争のきな臭い話というのはないのに、沖縄基地だけ年じゅうそういう演習をしたり、新たな戦車道を整備、補修して拡張したり、全くもって戦場の状況なんですよ。
それと、さっき私が指摘をしたシュワブからハンセンに至る戦車道、それは即刻やめさせなさい。実態調査しているの。なぜ今ごろそういったことやるの。赤土汚染、いろいろな環境破壊、どういうことでそういうことをやっているのか。それに対する見解と即時中止と、政府としてどういう対策をとるのか。
沖縄米軍のキャンプ・シュワブにおける戦車道の工事強行の問題です。 私も、二十三日土曜日、早速帰りまして、その現場調査に行きました。ひどい状況です。見るからに、ただ単に基地の強化というだけではなしに、赤土汚染の大きな原因になると、見てすぐわかりましたし、ちょっと谷間におりたりなどしながら調査もしてまいりました。それに基づいて指摘し、質問するわけなんです。
米軍が事もあろうに今ごろ大規模な戦車道なのか軍用道路を基地内へ新たに、新たにというか既存の道路をあのように自然破壊する形でやっている。なぜそのカラーが見えるものを持ってきたかというと、コピーをとったってその生々しい現象はわかりませんね、大臣。余りにもひどいじゃないですか。 復帰二十年ということで、できるだけ基地のこういった新たな動きというものはやってもらいたくないということをあれほど言った。
戦車道だとかそういう面からみんな流れっ放しです。そういう複合汚染で、これは一体どうするのか、この際、政府の対策をしかと聞きたい。
きのうもらった資料によりますと、五十二年度、キャンプ・ハンセンの戦車道をつくったとき以来、五十二年、同じく五十三年、五十三年、五十五年、五十七年、五十八年、五十九年、六十年、六十一年、六十二年、六十三年、平成元年、そして、次から都市型訓練とかハリアーパッドということになる。そのたびにまた防衛施設庁はこれを流さないように手当てしているのです。毎年こういうことをやっているのです。
○玉城委員 それでは、さっきおっしゃいましたけれども、私がさっき申し上げました昭和五十二年からもうずっと、今平成二年ですから十三年、そういう戦車道、米軍からずっと赤土が流れて、そのために防衛施設庁はやっている。そういうことを、日米合同委員会の環境委員会があるので、ちゃんと向こうの環境問題の専門家と話し合いされましたか。
また第二に、新戦車が防衛費に及ぼす影響は、その単価が高いという点だけにとどまらず、新戦車の重量は七四式戦車を十二トン上回る五十トンであるが、これだけの重さのものを運用していくためには、橋、戦車道、トレーラー、戦車回収車など現存する施設、車両を新たに改修することが必要であります。そのための経費もかなりのものになると見込まれます。
首は切るわ、ロケットは飛んでくるわ、大砲は打つわ、戦車道はつくるわ、もう数限りない。沖縄だけではなくして、奈良あたりでもそういった艦載機がロープウエーをぶった切っている。これは新たな現象というよりは、最近の日米の軍事演習の強化、あるいは日米安保体制の変質だと見ているわけですね。きょうはこの議論は時間がありませんからできませんが、非常に憂慮すべき事態を迎えつつあるようで、懸念をいたしております。
私が言った戦車道、戦する道ですよ。開発庁とは、戦しないために基地を整理縮小するのでしょう。開発庁設置法にもちゃんと書かれている。 戦車道について六十六メーター、幅六メーター。費用は三百七十万円出したかどうかということを確認しているだけなんです。出したなら出した、そうでなければそうでないと言ってください、簡潔に。
○玉城委員 今あなたがおっしゃっているいわゆる国道三百二十九号線ですね、それが戦車道と交差するわけですね。ちょっと場所が変わる。それで開発庁の予算でここをやっていくというわけですね。この交差の部分の地位協定上の法的な地位はどういう形になるのですか。国道と交差しているわけでしょう、戦車道が。この交差地点、交差の区域の法的地位をちょっと説明してください。
○綿貫国務大臣 戦車道、戦車道ということだけを強調されますが、これは今局長が答えましたように、従来の改修によって道路の機能を維持するということで、道路法の第二十三条に基づく附帯工事として着工したものだ、こういうことでありますから、財政法等には違反いたしておりません。
私ども、戦車道の舗装事業を計画しておりますが、施設内の距離数は約七キロメートル、それから施設外につきましては約三十キロメートルごさいます。
次に、これは防衛庁の問題になりますけれども、いわゆる戦車道、戦車が通る道の舗装の問題について、その設計基準を再検討すべきだという検査院の指摘があります。 そこで、いわゆる戦車道というのは総延長はどのくらいあるのか。その延長の中で、演習場内の戦車道、あるいは演習場外の駐屯地と演習場を結ぶ戦車道があると思いますけれども、その種別ごとに総延長はどのくらいあるのですか。
すなわち、総理府の戦車道の舗装工事の設計に関するもの、農林水産省の国内産米麦の買い入れ代金の決済及び自主流通米に係る概算買い入れ代金の返納の事務処理に関するもの、郵政省の郵便物の運送業務における託送船舶に係る船舶請負料の算定に関するもの、建設省の住宅新築資金等貸付事業における貸付目的を達していない期限前償還金の取り扱いに関するもの、日本国有鉄道のマルチプルタイタンパーの軌道強化工事への活用に関するもの
○政府委員(宇都信義君) 御質問の戦車道の舗装につきましてはセメントコンクリートによって従来から実施してきたところでございますが、近年、舗装材料等の開発、技術の進歩等がありまして、その技術が向上したことによりまして、キャタピラをつけた車両の通行に対応するようなアスファルト系の高安定度特殊アスファルトコンクリートが開発されました。
すなわち、総理府の戦車道の舗装工事の設計に関するもの、農林水産省の国内産米麦の買い入れ代金の決済及び自主流通米に係る概算買い入れ代金の返納の事務処理に関するもの、郵政省の郵便物の運送業務における託送船舶に係る船舶請負料の算定に関するもの、建設省の住宅新築資金等貸付事業における貸付目的を達していない期限前償還金の取り扱いに関するもの、日本国有鉄道のマルチプルタイタンパーの軌道強化工事への活用に関するもの
アメリカ軍がここへ戦車道をつくりたいと言ったら、どうぞ、山も切り開いて結構ですよ、じゃんじゃんつくってくださいというかっこうになって、今度は、地域の方からこれでは困るじゃないですか、水源地もおかしくなっていますよ、土砂が堆積してどうにもならなくなっています、かさ上げしてください、何か新しいダムをつくってくださいと言ったら、これもちょっと待てや、検討せぬといかぬ、採択もどうかなだとか、今度はまたさらに
その基地からの実弾演習はやるわ、戦車道はどんどんあるわ、北部、中部一帯は全部公害ですね。あの海のどろ水が流れていて、もう海草なんて生えっこないんですよ。おまけにこの金武湾、与那城村一帯はああいう沖繩石油ターミナルが立地をして、いまでも非常な公害問題が出てきているわけですね。だから、その五百万キロリッター以上にしては困るというのか県民の偽らざる心情なんだ。
これは戦車道工事による環境破壊の一面でありますが、被害状況を県が調査した。立ち木、基地内における何十年と大事に育てた立木三万五千百三十六本、金額にして九十三万七千円。それから、植えかえ復元のための造林四・二四ヘクタール。どうしても造林、植えかえ、植生復元しなければいけない。これが九十五万四千円。
それから、次の土どめ工事、その他水が濁ったとかといったふうな問題につきましては、戦車道のこれによる被害が判明いたしましてからは、直ちに当庁といたしましては、被害防止軽減措置につきまして、地元に御迷惑のかからないように県並びに地元と協議いたしまして、米側に対しまして適切な措置をとるように申し入れ、米軍もこれに応じまして、直ちに土どめ、土砂の除却でございますとか、被害防止等の工事に着手し、現在実施中でございます
○喜屋武眞榮君 戦車道による自然破壊、美しい山野が、しかも試験木を植えた二十七・四キロの森林がめちゃめちゃに破壊されておる。そして、赤土で汚染して水源地が汚れておる。こういう痛ましい状況をどう思いますかということです。
次に、戦車道工事による自然破壊、キャンプ・ハンセン-キャンプ・シュワブ連結戦車道二十七・四キロを自由自在に基地は国土を破壊している。そして切り倒した木が三万五千本。六カ所の水源地が汚染。南明治山の試験林が根こそぎ切り倒されておる。こんな痛ましい状況にある。このことをまず環境庁長官はどう受けとめておられるか。
○亘理政府委員 いろいろお話がございましたが、戦車道によりまして水源地に障害を及ぼしているというふうな点は、あるいは用水の汚染を生じておるというふうな点は承知しておりまして、これはその都度、那覇の局長から米側に被害防止措置をとるように申し入れをいたしておりますが、さらに中央におきましても、合同委員会において、日本側から現地で要請しました補修措置を早急に実施するように、またこのような工事を実施する場合
戦車道ができたのはいつですか。重要な基地施設の変更があるにもかかわらず、日米間では何の新たな取り決めもやっていないでアメリカの使いほうだいにさせているのがいまの実態じゃありませんか。これは沖繩に関係する問題ですので、施設庁も外務省も余りかたくなな態度をおとりにならぬ方がいいですよ。
そこで、そのほかにもいろいろこの戦車道の問題はありますが、時間がありませんので、昨日施設庁長官の方から基地の整理縮小問題について概略を承ったのです。
水源地は大変なことになる、それで、県の農林試験場も、戦車道がありますから戦車訓練によって森林がどんどんやられておるという調子で、これではたまらぬと言って、名護市議会も全会一致ですよ。自民党の議員もいますよ。それから市長も先頭に立って行ってもどうにもならぬからこれを張ったわけです。米軍の通行どめ。まさにわれわれは政府に頼っているのだが、県も政府に頼る。
それとの関連もありますので外務省と施設庁においでいただきましたが、御承知のように名護市のキャンプ・シュワブの演習場に至る戦車道の問題です。これは民間地域を戦車が通って、水源地からの簡易水道のパイプを破損しているとかいろいろな被害を与えているわけです。たまりかねて名護市長が逆に軍用車道として戦車等は通行させませんということで、いま問題というより、まあ当然だと思うのですが、そういう事件が出ております。